僕らはみんな、豚を飼う！

「青空放牧豚」の生産に取り組んでおられる、山本大五郎さんの農場へお邪魔してきました。
山本さんとは、くいまーるプロジェクトを通じて昨年の食品循環養豚全国会議で初めてお会いしました。それから半年、ようやく農場見学の夢を（おおげさかな？）果たすことができました。
調子に乗って友人知人を誘ったら、7人も集まってしまい、忙しい中をお騒がせしました、スミマセン、山本さん！

山本さんが育てているのは、沖縄在来系の黒豚。
いわゆる「アグー」ですね。
その豚を、やんばる（沖縄本島北部）の大宜味村で、放牧飼育しています。

　1、生まれた時から土の上
　2、おっぱいはたっぷり42日間
　3、えさは抗生物質を含まない自家配合
　4、青草、海水などでミネラルもたっぷり与える

とのこと。



「確かに成長は遅く、肉量もあまり望めません。しかし、何百年と飼われつづけてきた在来種のよさを認め、食べ続け、そして残していきたいと思い、県内の農家で残っていたオスとメスを譲り受け増やしてきました」

山本さんは、独力で数年間かかってこの放牧場をここまで広げてきました。
それはもう大変だった思います。この情熱と忍耐力を見習わないといけないですね～。
今回は時間がなくて、くわしいお話は聞けなくて残念でした。また今度、ゆっくりお伺いできるのを楽しみにしています。

今はまだ出荷も限られてますが、こちらで食べることができます。
ぜひ一度、足を運んでみてください。

てだこ亭（那覇市松尾）　　りゅうみん（名護市）
シェ・テルヤ（名護市）　　しゃし・くまーる（名護市）

また、以下の場所で手に入ります。

ちゅらさ工房（恩納村屋嘉田098-966-2286）　　喫茶やさい畑（南風原町）
エコショップえころん（那覇市首里）